2010/10/17 13:54
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古本
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ある日犬の国から手紙が来て
松井雄功【絵】,田中マルコ【文】新書
定価 ¥1,260(税込)
中古販売価格 ¥651(税込)定価より ¥609 おトク!
販売会社/発売会社 小学館/
発売年月日 2009/03/04
【内容紹介】
亡くなった犬たちが楽しく暮らしている「犬の国」があります。
そこからいつも飼い主に「愛しているよ。ここから見ているよ」とメッセージを送っています。そして悲しんでいる飼い主に「次のコを飼ってもいいよ」と手紙をくれるのです。そんな物語をかわいい絵と一緒に織りなすファンタジーです。
またこの国に住む犬たちは、実在した犬がモデルになっていて、看護師になったりお菓子屋さんになったりして、それぞれの役割で働いています。犬は使命を持って働くことが大好きで、そういうかわいい絵も心和ませてくれます。
【詳細】
この本は、インターネット上にある「犬の国ピタワン」を訪れた犬たちと、その飼い主たちとの10年以上にわたる交流から生まれました。
ここに描かれたエキストラの犬たちは、本当に実在する犬たちです。
1 モクとおじいちゃん~ごめんね~
2 リリーとママ~ありがとう~
3 ウルと父さん~いつかどこかで~
4 モンタとママ~ずっといっしょ~
5 シロベエとおねえちゃん~いつまでも大好き~
6 ブチ犬とケンちゃん~また、遊ぼう~
【著者略歴】
松井 雄功
東京都生まれ。画家。
田中 マルコ
東京都生まれ。作家。
1998年より「犬の国ピタワン」の世界を、絵画やジオラマなどで発表。2003年以降、インターネット上で運営している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
BOOK OFF Online「犬の国ピタワン」のサイトより引用
本文第5話「シロベエとおねえちゃん」のなかで
主人公の愛犬シロベエの好物が干しブドウという記述があります。
犬の干しブドウ摂取について
犬の料理研究家の方から以下の回答をいただきましたのでご報告いたします。
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●ブドウの症例について
2004年アメリカの動物保護団体ASPCAのAnimal Poison Control Centerがブドウと腎不全の関連について報告をしている。
●ブドウを食べたことが原因と思われる中毒症状は1999年から報告がある。
Animal Poison Control Centerのデータベースにおいて2003年から2004年にかけての140例のうち食べたブドウの形状は様々だが50頭が何らかの症状を呈し、7頭の犬が腎不全で死亡。
●症状を起こすケースは、
ブドウの量として、動物の体重1Kgに対してブドウ32g。
干しブドウで、体重1Kgに対して11~30g以上。
(干しブドウは1粒で2g程度。おつまみなどで売られているものが、1袋80gくらいです)
●ブドウを食べたことによる腎不全の原因ははっきりしていない。
カビ毒(例えばオクラトキシン)による汚染、高濃度のビタミンD、または同じような化合物、殺虫剤による汚染、重金属、または他の環境の毒素、まだ見つかっていないブドウの毒素などが考えられる。
もちろん個体差があるので、なんの症状も出ない犬もいます。
今回登場している「シロベエ」は、体重が30kg程度あるという設定なので干しブドウ330g食べないと症状は起こりませんし、問題はありません。
ただ、犬には「気をつけるべき食べもの」として、記憶しておいたほうが間違いないと思われます。
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干しブドウがいけないというのは私も最近知りました。
玉ねぎ、ねぎ類が良くないのは昔から言われてたことですが、昔は何も言われなかった食物が犬に害を与える場合もあるので、ネット等で調べてみることをお勧めします。
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